装着を楽しむ。いい加減を楽しむ。

f:id:japanfather:20210408123331p:plain装着を楽しむ。壁の絵や写真の装着を楽しむ。テーブルの花の装着を楽しむ。服のベルトやネクタイの装着を楽しむ。

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未来の世界は一瞬で「いい加減」が「良い加減」になる世界

普通はCDプレーヤーはCDの装着位置が決まっている。CDプレーヤーだけじゃない。きちんと決まっている位置に装着しないと正しく作動しない。しかし、ソニーQUALIA007はCDの装着位置が決まっていない。「位置が決まっていない」とは「どこでもいい」ということ。「どこでもいい」とは「いい加減でもいい」ということ。ソニーQUALIA007はCDの装着位置は緩やかに浅い「銀の器」のどこでもいい。きちんと銀の器の中央に装着しなくてもいい。右端に装着してもいい。次に装着の時は左端に装着してもいい。しかし、銀の器にはCD回転台もレーザー光源もない。当たり前の話だが、CDだけでは音が出ない。CD回転台とレーザー光源もないと音が出ない。だから、CD回転台とレーザー光源はどこかにあるだろうが、CDの装着位置はどこでもいいCDプレーヤーを作るには、CD装着その都度、CDのある位置(CDを置いた位置)にCD回転台とレーザー光源を合わせないとならない。しかし、ソニーQUALIA007はCDのある位置にCD回転台とレーザー光源を合わせるのではなく、CD回転台とレーザー光源のある位置にCDを合わせる。 

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未来の世界は一瞬で「何もない平面」が「何かある立体」になる世界

ソニーQUALIA007は銀の器にCDを置くとすぐに自動で銀の器から音を立てないで3本の「銀の円柱」が伸びて立つ。伸びて立つ時にCDを上げて浮かせると同時にCD回転台とレーザー光源のある銀の器の中央の位置にCDを合わせる。合わせたらすぐに自動で銀の器の横から「CD回転台とレーザー光源を搭載した棒」が伸びてCDと合体。合体したらすぐに自動でCDが回転して再生。CDを装着していない時は「透明の覆い」は開いてる。だから、釦を押さなくても扉を開けなくても何もしなくてもCDを装着できるしCDを装着しただけで再生できる。スロットイン式も何もしなくてもCDを装着できるが、装着位置が決まっているし装着は置くだけじゃないしCDの回転が見えない。なんと「銀の円柱」と「銀の円柱の穴」の隙間の幅は0.05mm。だから、ほとんどわからない。もし、銀の器に3つの円が描いてあることがわかったとしても、この3つの円が伸びて立って「何もない平面の器」が「円柱のある立体の器」になることはわからない。置くだけを楽しむ。自由を楽しむ。いい加減を楽しむ。装着を楽しむ。ソニーQUALIA007。

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