ノンフライ即席麺も日本人の発明

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 あげてないとっておきのもの

 麺は生麺も乾燥麺も油で揚げてないノンフライ麺が当たり前だった。油で揚げてあるフライ麺は脂質が多く小麦が少ないからそうめんより太い麺でもそうめんのようにできるのが速く待ち時間が短い即席麺である。フライ即席麺は麺の脂質が多いから待ち時間が短いが麺の脂質が多いから麺の弾力が弱い。ノンフライ麺は麺の脂質が少ないから待ち時間が長いが麺の脂質が少ないから麺の弾力が強い。フライ即席麺のように待ち時間が短いがノンフライ麺のように麺の弾力が強い「ノンフライ即席麺」はできないだろうか。日本人ならできた。世界初のノンフライ即席麺「明星中麺」昭和44年1969年2月登場。ノンフライ即席麺は「従来の即席麺(フライ即席麺)のノンフライ化(麺の弾力の強化)」「ノンフライ麺の待ち時間の短化」である。世界初のノンフライ即席麺は待ち時間4分。今は待ち時間1分のノンフライ即席麺「明星チャルメラバリカタ(カップ麺)」もある。しかし、最初は4分より短くできなかった。最初はフライ即席麺(従来の即席麺)より1分長い4分のものしかできなかった。しかし、待ち時間が1分長くても弾力の強い麺を食べたい。待ち時間が1分長い即席麺は退化であるが待ち時間が1分長い即席麺は世界初でもある。世界初のノンフライ即席麺は「世界初の待ち時間4分の即席麺」「当時世界最長待ち時間の即席麺」でもある。ノンフライでも待ち時間5分や6分ではなく4分にして即席性を保持した技術は素晴らしい。ノンフライでも4分にできたのは「小麦に脂質以外のものを加え小麦を減らした」「麺の保水性もしくは吸水性を高めた」からであろう。また、世界初のノンフライ即席麺は「世界初の横長の袋の即席麺」でもある。ノンフライ即席麺「明星チャルメラバリカタ」の非カップ麺(袋に入っているもの)は待ち時間1分30秒である。待ち時間1分の明星チャルメラバリカタはノンフライ即席麺においても麺全体においても世界最短である。まだ誰にもあげてないとっておきのもの。みんなが驚くもの。みんなが喜ぶもの。発明。世界初。

 

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