井深大盛田昭夫ソニーピクチャー

 

    眩しい純白の水。水のしぶきにより、黄色い葉が金粉のように輝き、岩も紫銀に輝いています。水の演奏も聴こえて来ます。全て天然無欲。天国はどこにあるのでしょうか。天国はあるのでしょうか。きっとその綺麗だなと思った心が天国なのでしょう。おや、夏の音も聴こえて来ました。もうすぐ夏です。

 

 

    上に掲載した太陽光により発光の水や硝子や金属という発光物体の写真はディスプレイという発光物体で見ますと本当に本物のようです。勿論、この本物のような素晴らしさにはデジタルカメラという高画質技術も参加しています。音質と画質のデジタル技術は加工技術ではありますが「本来に戻す技術」でもあります。デジタル技術は人類がそして地球が本来に戻る最初の技術です。

 

 

    2番目に掲載した写真はなんと1300年前に日本人男性が作った金属製の平面彫刻です。この彫刻は東大寺の大仏殿の前の広場にある八角形の燈籠の一部で、この燈籠は東大寺建立752年から現存しています。この彫刻は非常に美しい意匠で宇宙のような永遠の動きと地球の生命を感じます。周りの獅子像をかわいらしくどこか楽しげに仕上げているのも特徴です。この彫刻だけの為に日本に行くまたは東大寺に行くとしてもきっと素晴らしい旅そして思い出になることでしょう。

 

 

    夕方の濃い色の空を反映し濃い色に染まるHotel-Marques-de-Riscal。5番目の写真です。この建物はスペインの田舎にあり、2003年に構想が完成そして着工、2006年に竣工、創意匠者はカナダ人のFrank-Gehry、平等院と一緒に写っている男性(2番目の人物写真)と東大寺と一緒に写っている男性と青色の服の男性がFrank-Gehryです。最初の人物写真はブルボンの創業者の日本人の吉田吉造、Hotel-Marques-de-Riscalは巻き菓子や手巻き寿司のような印象もあります。下に掲載した平面図はHotel-Marques-de-Riscalの3階の平面図で、窓の傾斜角度も非常に不規則となっています。Frank-Gehryはこの建物のような不規則意匠建築を得意としています。Frank-Gehryの不規則意匠は不規則にどこか規則(一定)なものを、また、金属を多用していても植物や岩といった自然も感じるのも特徴でしょうか。大胆、都会風、最新、しかし、このような意匠にどこか田舎の藁葺き屋根の家(Thatched Cottage)のような印象も、その印象とは、懐かしさ、あるいは、親近性、も持っていることも素晴らしいです。先程の一定なもの(変わらないもの)とは「かっこよさ」「楽しさ」なのでしょう。このようなことは頭を捻って考えなくても瞬間なものなのでしょう。

 

 

いい加減にしました

 

 

    蝶ネクタイの男性は1852年誕生のスペイン人のModest-Furest、Modest-Furestは1881年にスペインで飲料水会社VICHY-CATALANを創造しました。下に掲載した写真の男性は今のVICHY-CATALANの代表のスペイン人のJoan-b-Renart、建物はスペインのカタルーニャ州のジローナ県のCaldes-de-MalavellaにあるVICHY-CATALANの保養地BALNEARIO-VICHY-CATALAN、BALNEARIO-VICHY-CATALANの建物は竣工した1898年から現存(現在まで存続)しています。VICHY-CATALANは採水所もCaldes-de-Malavellaにあり、VICHY-CATALANは炭酸無添加の天然炭酸水、大分県阿蘇野や福島県の奥会津にもCaldes-de-Malavellaのように炭酸水が湧き出ている所があります。VICHY-CATALANは容器の意匠もお洒落で、VICHY-CATALANの容器のようにたくさんの模様を施した容器は他にないでしょう。この模様はスペイン人の建築家のガウディの不規則意匠を表現したそうですが、この模様は「水」「雲」「岩」「生物」に見えます。BALNEARIO-VICHY-CATALANの建物は外装も内装もとてもお洒落でかっこよく、普通は半円の窓を円形に近い意匠にしていたり、外壁の窓周辺も色調で誇張している意匠ですが、このような意匠はスペイン発祥の建築様式Neo-Mudejar(ネオムデハル)でBALNEARIO-VICHY-CATALAN特有の意匠ではありませんが、外壁の窓周辺の意匠はBALNEARIO-VICHY-CATALANが最も誇張していて大胆でかっこいいと思いますし、BALNEARIO-VICHY-CATALANはこの建築様式で最もスペインが総力をあげて造ったと思いますし、今もそのような建物だと思いますが、今も昔と変わらない品の良さと正統な雰囲気を感じます。中庭の美しい窓に垂れ下がる植物と噴水から垂れ下がる繊細な水線もお洒落で、中庭では美しいスペイン瓦も窺えます。しかし、BALNEARIO-VICHY-CATALANの建物の一番の特徴は正面入口の前の辺りをタイルなどで舗装していないことでしょうか。今の時代はこのような建物のこのような所が無舗装で土ということはとても珍しく、昔の雰囲気と自然な雰囲気と他と違う個性が自然に出ています。素晴らしい面白い新しい発想です。

 

 

 

まいどどうも。まぁ、鳥もたまには座るんよ。わいもひとつ人生100台目のウォークマンでも買おうかと思っとるんや。みんなわいのことをかわいいって言うけど、わいは鳩やから鳩語しかわからんかったさかい最初はかわいいってどういう意味かわからんかったけど、最近日本語を一生懸命勉強したらわかったんや。