世界初の液晶テレビとその進化

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テレビとディスプレイとモニターの違いは、テレビは「テレビ放送受信装置(テレビチューナー)を搭載しているから他の装置を繋がなくてもテレビ単体で画面に映すことのできるもの」で、ディスプレイとモニターは「何も搭載していないから他の装置を繋いだり他の装置と合体しないとディスプレイ単体またはモニター単体では画面に何も映すことができないもの」です。ディスプレイとモニターも表示装置ですから単体では使用しません。テレビもディスプレイもモニターも映像装置ですから映像装置として見た場合は、ディスプレイとモニターをテレビと言うことができますし、テレビをディスプレイまたはモニターと言うこともできます。テレビはテレビチューナー搭載ディスプレイ、テレビはディスプレイにテレビチューナーを合体したもの、精工舎T001テレビウォッチもテレビ、しかし精工舎T001テレビウォッチはテレビの腕時計化の為にディスプレイとテレビチューナーを分けた「分割形テレビ(コンポーネントテレビ)」です。コンポーネントという言葉からは単にコンポという言葉を思い出し、コンポという言葉はほとんどコンポーネントオーディオを意味していますが、コンポーネントオーディオとはラジオCDのようなチューナーとプレーヤーとスピーカーが合体したオーディオではなく、チューナーとプレーヤーとスピーカーを分けたオーディオで、コンポーネントオーディオは小形化の為に分けているのではなく、逆にもっと大形化したりもっと性能を高める為に分けています。精工舎T001テレビウォッチは世界初の分割形テレビ、テレビ腕時計は携帯テレビ、だから世界初の分割形携帯テレビでもあります。分割形携帯テレビはディスプレイにテレビチューナーが合体してなくてディスプレイだけですから、特に液晶式分割形携帯テレビはディスプレイが薄くて小さいですが、分割形テレビの発想は、後に、ディスプレイ搭載ビデオカメラやディスプレイ搭載カメラの発明に繋がったと思います。しかし最初は「ディスプレイとテレビチューナーを分けたらテレビ腕時計が実現できるけど腕時計だけではテレビを見ることができなくてテレビチューナーはポケットに収まる大きさだとしても腕時計より全然大きいし腕時計より全然大きいものを一緒に持たないとテレビを見ることができないテレビ腕時計はどうだろう」と思ったりしたのでしょうか。しかし分けたことでヘッドホンジャック(ヘッドホンを装着の穴)を腕時計ではなくテレビチューナーに装着でき、もし分けてないと腕時計にヘッドホンジャックを装着して腕時計にヘッドホンを装着しかなく、そうしますと今のように小形の無線ヘッドホンがない時代は、手を振った際に腕時計と繋がっているヘッドホンのコードも揺れますが、ヘッドホンをテレビチューナーに装着なら、テレビチューナーをポケットに装着しますと、手を振ってもヘッドホンのコードは揺れません。更に分けたことでテレビチューナーだけの使用もでき、テレビチューナーだけの使用の際は腕時計と繋がなくてもよく、テレビチューナーだけの使用はテレビの音だけしか聴くことができませんが、オーディオは音だけですから、テレビをオーディオのように聴くことができ、音だけの時は映像と音の両方の時より電池の持続時間が2倍長い10時間です。更に精工舎T001テレビウォッチは世界初のオーディオチューナ(FMラジオ)も搭載している携帯テレビで、あの時代にあの大きさのテレビチューナーにオーディオチューナーも搭載できることは驚きですが、精工舎T001テレビウォッチ登場後に🇯🇵ソニーSRF-6🇯🇵ソニーICR-101など小形のオーディオチューナーが次々と登場したり🇯🇵ソニーWM-F20などオーディオチューナーを搭載しても搭載していないように薄い装置も次々登場していきます。精工舎T001テレビウォッチ登場の昭和57年は🇯🇵日本人の佐川眞人が世界最強の磁力の磁石🇯🇵ネオジム磁石を発明、例として10倍磁力が強いと10分の1の大きさの磁石でも同じ磁力ということで、磁力の強い磁石の発明は磁石の小形化もできるわけですが、スピーカーは磁石で音を出していますが、ヘッドホンも小形のスピーカーですから、磁石の小形化ができたらヘッドホンの小形化もできるということで、日本はネオジム磁石を発明した昭和57年、耳の穴に装着の世界最小のヘッドホンのインナー形ヘッドホン🇯🇵ソニーMDR-E252発明、精工舎T001テレビウォッチも早速インナー形ヘッドホンを付属、しかしインナー形は新しい形のヘッドホンだから従来の形のヘッドバンド形ヘッドホンの方がいいという人も多いだろうと配慮したのでしょうか、ヘッドバンド形ヘッドホンを付属したものも登場しました。

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🇯🇵シャープLC-30BV3は「長細い棒と更にその棒から四方に広げた棒に車輪がついてる意匠の台」も特徴で、こういう台は昔からあったと思いますが、テレビ台では世界初だったと思います。テレビ台では世界初だったと思う理由は、ブラウン管ではこういう意匠の台に載せることができなく、薄くて軽い液晶だから載せることができ、30形というある程度大きい画面だからこういう意匠の台に映えてぴったりだからです。僕はこの台に乗っているこのテレビを初めて見た瞬間のことをとてもよく憶えています。「ついに人類は夢を叶えた」「ついに液晶テレビはここまで大きくなった」「1本の細長い棒のテレビ台がとてもかっこいい」「こんなに細長いテレビ台にテレビを載せることができるのは液晶テレビだから」と感動、新鮮で未来を感じました。素晴らしい思い出です。

 

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